起業家の夢である株式上場には複雑な法律や、明確な財務諸表等、そのみちのプロの助けとかりないとなかなか達成できない目標です。
しかし上場支援をしっかりと行ってくれるアドバイサーと巡り合えば会社の上場は半分の道まで着たと言えます。
どのようにして上場をサポートしてくれる信頼できる業者と巡り合うことができるでしょうか。
一つの会社で一回しか体験することができない上場を有意義なものとするために的確な人、企業を探す情報をお伝えします。
株式上場支援をしてくれる人・企業の探し方
株式を上場したいとおもったときは、まず、どこの市場にいつごろまでにどんな形で上場したいかを決めなくてはいけません。
それにより上場までのタイムスケジュールを組み、法律の問題ない資料を用意して申請し、法律のコンプライアンスや企業責任を明確にしていきます。
しかしそれを本業で忙しい経営者のみで進めていくのは大変です。
上場支援の一番最初のとりかかりになるのは、お付き合いのある税理士さんや銀行です。
個人的に株式の取引をされる経営者の場合は、最初の入り口は証券会社の営業マンかもしれません。
金融機関は専門性が高く、分業制になっていますので上場支援のスペシャリストを紹介してくれます。
いくつかの金融機関の方と話をしてみて、企業理念を理解してくれるところをアドバイザーとして考えてみるのが良い方法です。
株式上場支援をサポートしてくれる会社の選び方
株式上場とは、自分の経営する会社を株という形の商品に変え、株式市場での売買が可能な状態にすることです。
株式上場して資本市場にデビューすれば、売れた分だけ資金の確保ができるようになります。
そのためには、数千万から数億円かかることもあり、費用の他にも管理コストも必要になります。
上場準備の過程では、税金の申告漏れや会計にミスが発生すると、致命的になることもあるので、これらをしっかりサポートしてくれる専門家が必要です。
上場支援を受けることにより、決算体制の構築を依頼することができ、上場する上であらゆる場面での、アドバイスを受けることも出来るので重要な存在になります。
しかし、その種類や支援の内容、報酬は様々あり内容も異なります。
支援機関は大小様々なものがあり、どの機関に依頼するか選ぶことが困難です。
中小企業の多くは、コストが安く相談しやすいのが特徴ですが、経験や専門知識が少ないことがあります。
大手企業の場合では、質は高いですが丁寧に対応してもらえないこともあり、慎重に選ぶことが大切です。
上場支援を行っている機関は、証券会社系と会計士系のコンサルティング会社があり、それぞれに支援内容や専門知識が違うので、特徴や内容をよく理解して依頼する必要があります。
どちらもコンサルティングの内容によって、進め方も違ってくるので状況に応じて選びましょう。